社会保障制度
小児慢性特定疾患医療
どんな内容?
18歳未満(20歳まで延長可)で、指定施設で長期にわたり高額な治療費がかかる特定の疾病に対して、医療費が助成されます。
対象疾患は、悪性新生物、慢性腎疾患、慢性呼吸器疾患、慢性心不全、内分泌疾患、膠原病、糖尿病、先天性代謝異常、血友病等血液・免疫疾患、神経・筋疾患、慢性消化器疾患です。
所得に応じて自己負担限度額が設けられています。
小児慢性特定疾病の医療費助成に係る自己負担上限額
階層区分 | 年収の目安 (夫婦2人子ども1人世帯の場合) |
自己負担上限額 | |||
一般 | 重症※ | 人工呼吸器等装着者 | |||
Ⅰ | 生活保護等 | 0円 | |||
Ⅱ | 市町村民税非課税 | 低所得Ⅰ (~約80万円) |
1,250円 | 500円 | |
Ⅲ | 低所得Ⅱ (~200万円) |
2,500円 | |||
Ⅳ | 一般所得Ⅰ (市区町村民税7.1万円未満、~約430万円) |
5,000円 | 2,500円 | ||
Ⅴ | 一般所得Ⅱ (市区町村民税25.1万円未満、~約850万円) |
10,000円 | 5,000円 | ||
Ⅵ | 上位所得 (市区町村民税25.1万円以上、約850万円~) |
15,000円 | 10,000円 | ||
入院時の食費 | 1/2自己負担 |
※重症 ①高額な医療費が長期的に継続する者(医療費総額が5万円/月(例えば医療保険の2割負担の場合、医療費の自己負担が1万円/月)を超える月が年間6回以上ある場合)、②現行の重症患者基準に適合するもの、のいずれかに該当。
手続きの方法は?
窓口は、最寄りの保健福祉センター等です。
申請手続きには、申請書・医師の意見書・同意書・住民票・保険証(写)、マイナンバー確認書類等が必要です。
申請後、受給者証が交付されます。年に1回の更新手続きが必要です。
ご意見等は、石川県立中央病院 HIV事務室(hiv-jimu@ipch.jp)までお寄せください。