社会保障制度
調査研究事業・健康管理支援事業
どんな内容?
血液製剤に混入したHIVにより健康被害を受けた方の救済を図るために、公益財団法人友愛福祉財団が医薬品医療機器総合機構に委託した援護事業です。
① 調査研究事業
エイズ発症予防を目的に、健康状態の報告を行い、健康管理費用が支給されます。
対象は、血液製剤の投与を受けたことによりHIVに感染した方、又は二次・三次感染者のうち、エイズを発症していない方です。
支給額は、CD4(T4)リンパ球が1μℓ当たり200以下の場合は月額52,900円、その他の対象者は月額36,900円です(R4時点)。
②健康管理支援事業
血液製剤によるエイズ患者の福祉向上を目的に、エイズ発症に伴う健康管理に必要な費用の負担を軽減するものです。
対象は、血液製剤によるHIV感染者又は二次・三次感染者であって、エイズを発症している方のうち、裁判上の和解が成立している方です。
支給額は、月額150,000円です。
手続きの方法は?
窓口は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構です。
ご意見等は、石川県立中央病院 HIV事務室(hiv-jimu@ipch.jp)までお寄せください。