検査の流れ
保健所での検査
抗体検査は全国の保健所で、匿名・無料で受けられます。自分の住んでいる地域の管轄保健所に行かなければいけないということはありません。
1 予約
検査日を電話で確認してください。 >>北陸の保健所一覧はこちら
2 検査
5~10ccほど採血します。
3 結果
約2週間後の指定日に同じ場所で、本人だけに結果が伝えられます。電話や郵便などで結果を知ることはできません。
結果が陽性だった場合、保健所で病院を紹介します。
病院を受診し、今後の治療や生活について主治医とよく話し合いましょう。
現在のところ、HIVウイルスを完全に退治する治療法はありませんが、エイズの発症を抑える薬は日々進歩を続けています。
結果が陰性だった場合は楽観的になってしまいがちですが、これからも感染しない保証を得たわけではありません。
検査を受けた理由が感染のリスクが高い性行為だった場合、今後も感染の可能性は十分あります。
一度陰性の判定を受け、その後まったく行動を改めなかったために、次に検査を受けたら感染していたという例も実際にあります。
病院での検査
病院でも検査を行っていますが有料です。また、カルテ作成や保険の問題もあり、匿名というわけにはいきません。県外での検査も難しい事があります。
しかし、もし陽性だった場合、検査から治療まで一貫して受けられます。
また、病院によっては保健所より時間の融通がきく場合があります。
ご意見等は、石川県立中央病院 HIV事務室(hiv-jimu@ipch.jp)までお寄せください。